「応接間に飾ったままの油絵、これって値段がつくのかしら」。実家を片付けていて、壁から下ろした一枚を前に手が止まる。そんな相談がとても増えています。
油絵は、同じ大きさ・同じ額でも金額が桁で変わります。分かれ目は、絵の具を筆で置いた肉筆か、印刷された複製か。そして誰が描いたかを示す手がかりが残っているかどうかです。
目安を先に置いておきます。藤田嗣治や佐伯祐三といった巨匠の真作なら1,000万円以上、東郷青児や中川一政のような人気作家で100万〜500万円台。中堅・無名作家の肉筆油彩は数百円から数万円、印刷の複製画になると値段がつかないことも珍しくありません。
厄介なのは、この差が見た目からは分かりにくいところ。額に入って壁に掛かっていれば、どれも同じ「絵」に見えます。だからこそ、自分で価値を決めて処分してしまうのが一番もったいない手放し方になります。
油絵は額ごと持つと重く、ガラス入りなら割れる心配もつきまといます。店まで運ぶ前に、自宅まで来てもらう出張買取も並べて考えてみてください。何枚も出てきた家ほど、一度にまとめて見てもらう売り方が向いています。
この記事では、作家別の買取金額、真作と複製の見分け方、鑑定書を取るべきかの判断、値段がつかなかった絵の手放し方までまとめました。読み終える頃には、手元の一枚をどこへ持ち込めばいいか決められるはずです。
この記事を読んでわかること
- 日本の洋画家・西洋の画家・無名作家それぞれの買取金額の目安
- 肉筆の油彩と印刷の複製画を見分ける手がかり
- 直筆サインと版上サインの違い、額の裏で分かる来歴
- 鑑定書にかかる費用と、取る価値があるかの線引き
- 値段がつかなかった絵の手放し方と、まとめて売る方法
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油絵・洋画の買取相場|作家と真作かどうかで分かれる買取金額
油絵の買取金額は、数百円から数千万円まで開きます。決め手は作家の評価と、肉筆か複製かの二点。有名作家の真作であれば数百万円を超え、作者の分からない肉筆でも数千円から数万円がつきます。印刷の複製画になると、額の分の値段しか残りません。
まずは全体の並びから確かめてみてください。
| 区分 | 買取金額の目安 |
|---|---|
| 巨匠の真作(藤田嗣治・佐伯祐三など) | 1,000万円以上 |
| 人気作家の真作(東郷青児・中川一政など) | 100万〜500万円台 |
| 西洋の人気作家の油彩 | 数十万〜1,000万円台 |
| 中堅・無名作家の肉筆油彩 | 数百円〜数万円 |
| 複製画・版上サインのみ | 値段がつかない〜数千円 |
日本画や版画も含めた種類ごとの金額は絵画買取の相場記事でまとめています。壁に掛かっている絵の種類がはっきりしないなら、そちらから確かめると早いはずです。

大きさ(号数)別に見た買取金額の目安
作家名が分からない絵は、まず大きさから見当をつけられます。油絵は号という単位でキャンバスの規格が決まっていて、同じ作者なら大きいほど金額が上がるのが基本です。手元の絵の縦横をセンチで測れば、どの号数かはすぐ分かります。
下の表は、作者が中堅どころか無名の肉筆油彩を想定した目安です。有名作家の真作なら、この何十倍から何百倍にもなります。
| 号数(F型) | 寸法の目安 | 中堅・無名作家の買取目安 |
|---|---|---|
| SM〜F4 | 22.7×15.8〜33.3×24.2cm | 数百〜5,000円 |
| F6〜F10 | 41.0×31.8〜53.0×45.5cm | 5,000〜30,000円 |
| F20〜F30 | 72.7×60.6〜91.0×72.7cm | 10,000〜50,000円 |
| F50以上 | 116.7×91.0cm〜 | 大きさより作家名で決まる |
注意したいのが、大きければ必ず高いわけではないところ。50号を超える大作は飾れる家が限られ、保管にも場所を取るため、無名作家だと逆に敬遠されます。大きさが金額を押し上げるのは、買い手がついている作家の絵に限られます。掛軸に仕立てられた作品なら評価軸が変わるので、その場合に近いのは日本画の買取相場のほうです。
有名作家の真作は100万円から数千万円
名の通った洋画家の真作なら、100万円台から1,000万円超までが買取金額の中心です。ただし、この帯に届くには真作だと示せることが前提になります。鑑定書や画廊の証明書がそろっている絵ほど、提示される金額は高いほうへ寄ります。
同じ作家でも、何を描いたかで金額が動くのも洋画の特徴です。中川一政ならバラ、林武もバラ、宮本三郎なら裸婦。その画家の代表的な主題ほど買い手が多く、金額も伸びます。
| 作家・主題 | 買取金額の目安 |
|---|---|
| 藤田嗣治(油彩) | 1,000万円以上 |
| 佐伯祐三(パリの街角) | 1,000万〜2,000万円台 |
| 梅原龍三郎(人物・風景・静物) | 数百万〜数千万円 |
| 宮本三郎(裸婦など) | 350万〜1,000万円以上 |
| 中川一政(バラ) | 350万〜500万円 |
| 東郷青児(女性像) | 100万〜200万円 |
荻須高徳の街並みが500万〜2,000万円、岡鹿之助の花や林武のバラは1,000万円以上と、この表に載せた以外にも高い帯の作家は並びます。名前に心当たりがあるなら、まずその作家名で調べてみてください。
近年の作家では、現代アートの評価がまた別の帯にあります。買取業者が公表している例では、草間彌生の作品で数百万円台、奈良美智の作品で1,000万円を超える金額も。油彩かアクリルかを問わず、海外の買い手がつく作家はこの層に入ります。
桁の大きさに驚くかもしれませんが、これは真作と確認できた場合の金額です。同じ作家名のサインが入っていても、複製や模写であれば別の帯に移ります。次で扱う見分け方が、そのまま金額の分かれ目になります。刷り物だと分かっている絵に当てはまるのは版画・リトグラフの買取相場のほうです。

西洋の画家の油彩は作家名と技法で帯が分かれる
西洋の人気作家の油彩は数十万円から1,000万円台、同じ作家でも版画になると数万円台に落ち着きます。日本の家庭に入ってきた海外作品は版画の割合が高く、油彩と取り違えて期待しすぎると差にとまどうところです。
ユトリロなら白の時代と呼ばれる時期のパリの街並み、ビュッフェなら鋭い黒い線の作品。西洋の画家も、代表的な時期や画題に人気が集まります。
| 作家 | 油彩の買取金額 | 版画の買取金額 |
|---|---|---|
| ベルナール・ビュッフェ | 数千円〜2,200万円 | 数万円台〜 |
| モーリス・ユトリロ | 数百万〜1,000万円以上 | 数万〜10万円以上 |
| ジャン・ピエール・カシニョール | 数千円〜1,000万円 | 数万円台 |
| ルイ・イカール | — | 数万円台〜 |
ユトリロには、風景作品が70万円で買い取られた実績の一方、1万円で決着した実績も公表されています。同じ作家名でも、油彩か版画か、書き込みの密度はどうかで結果が変わる。名前だけで金額が決まるわけではないところが、洋画の分かりにくさです。

中堅・無名作家の肉筆油彩は数百円から数万円
作者がはっきりしない肉筆の油彩は、数百円から数万円で落ち着くのが実情です。買取業者の解説でも、無名作家や作者不明の絵は「数百円という価格しか付かない場合も少なくありません」と説明されています。それでも、印刷の複製よりは確実に値がつきます。
この帯で使われるのが号単価という考え方です。油絵は号でサイズを表し、作家ごとに1号あたりいくらという目安が決まっています。号1万円と評価される作家なら、6号の絵は6万円前後で店に並び、買い取るときはその3〜5割が目安になります。
| 区分(6〜10号程度) | 買取金額の目安 |
|---|---|
| 画廊で扱われている現存作家の風景・静物 | 10,000〜30,000円 |
| 公募展の入選歴がある作家の油彩 | 5,000〜20,000円 |
| 作者不明の風景・静物(肉筆) | 数百〜5,000円 |
| 作者不明の抽象画・人物画 | 値段がつかない〜数百円 |
| 肉筆の水彩・パステル・素描 | 同じ作家の油彩の3分の1〜3分の2 |
同じ無名の絵でも、拾われやすい絵と敬遠される絵があります。海や川の風景、明るい色づかいの静物は飾りやすく、買い手が見つかりやすいところ。逆に、独特の作風で描かれた抽象画は作家の名前で価値が決まる部分が大きく、無名だと評価が難しくなります。

複製画・版上サインだけの絵は数千円が上限
印刷でつくられた複製画は、値段がつかないか、ついても数千円までがほとんどです。名画のポスターや、デパートの美術展で買った複製はこの帯に入ります。ただし複製がすべて無価値というわけではありません。
境目になるのが、作家が認めた限定品かどうか。作家公認で限定部数がつくられ、直筆のサインと通し番号が入ったジクレーであれば、数千円から数万円で取引されます。番号もサインもない量産品との差はここです。
| 区分 | 買取金額の目安 |
|---|---|
| 作家公認のジクレー(限定番号・直筆サインあり) | 数千〜数万円 |
| オフセット印刷の複製画(版上サインのみ) | 値段がつかない〜数千円 |
| 名画のポスター・ポスターフレーム入り | 値段がつかない |
| アンティークの額縁(作品に値がつかない場合) | 数千円〜 |
見落とされがちなのが最後の行、額縁そのものの値段です。彫りの入った古い木製額や、時代のあるアンティーク額は、中の絵に値がつかなくても額として評価されることがあります。絵は複製だからと丸ごと捨ててしまうと、その分まで消えてしまいます。

4つの帯を見比べると、油絵は「誰が描いたか」と「手で描かれたか」の二段で金額が決まると分かります。どちらも素人目には判断が難しいところ。自分で線を引かず、まとめて見てもらってから決めるのが安全です。
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真作か複製かを分ける4つの手がかり
手元の絵が肉筆か印刷かは、絵の表面と額の裏を見れば見当がつきます。確かめたいのは、絵の具の盛り上がり、サインの入り方、裏に残された紙もの、そして鑑定書の有無。この4つで、査定に出す前の心構えがだいぶ変わります。
絵の具の盛り上がりと網点で肉筆かどうかが分かる
斜めから光を当てて絵の具が凸凹しているなら肉筆、平らなら印刷の可能性が高くなります。油絵は筆やペインティングナイフで絵の具を置くため、表面に必ず高低の差が出ます。
もうひとつの手がかりがルーペです。倍率10倍程度で見て、細かい点の集まりで色がつくられていれば印刷。最近は絵の具の盛り上がりまで再現した複製もあるので、両方を合わせて見るのが確実です。
直筆サインと版上サインは書かれた場所が違う
絵の中にサインが刷り込まれていれば版上サイン、余白に鉛筆で書かれていれば直筆サインです。版上サインは絵の一部として印刷されたもので、作家が一枚ずつ書いたわけではありません。
版画の余白に「45/100」のような数字が鉛筆で入っていれば、100枚のうち45枚目という意味。この番号と鉛筆のサインが両方そろっている作品は、印刷であっても作家が世に出した一枚として評価されます。
反対に、サインが絵の中だけにあって余白に何も書かれていないなら、量産品と考えておくほうが落胆は少なくて済みます。
額の裏に貼られたシールが来歴の証拠になる
額の裏板に画廊のシールや展覧会の出品票が残っていれば、それだけで金額が上がります。どこで扱われ、どんな展覧会に出た絵かをたどれる資料になるためです。
買取業者側も、証明書や共シールなどの資料、額縁や箱といった付属品の有無を査定ポイントに挙げています。入手した経路がはっきりしている絵ほど値がつきやすい、とも説明されています。
裏に貼られた紙は汚れて見えても、はがさずそのままに。購入時の領収書、画集や図録に載ったページがあれば、それも一緒に用意しておいてください。
鑑定書は6万円かかる。取る前に査定を受ける
洋画の鑑定書は、鑑定料3万円と証書の発行料3万円で合わせて6万円ほどかかります。一般財団法人東美鑑定評価機構が公表している金額で、作家によっては鑑定料が1万円や5万円になります。
同機構の鑑定対象には藤田嗣治・梅原龍三郎・佐伯祐三といった洋画家が並びます。逆に言えば、対象一覧に名前のない作家は、この機関では鑑定を受けられません。
費用を考えると、数万円で落ち着きそうな絵に6万円をかけるのは割に合いません。順番としては先に査定を受け、真作の可能性が高いと言われてから鑑定に進む。買取業者が鑑定の取得を代行してくれることもあるので、その場で相談してみてください。
4つの手がかりは、あくまで持ち主が事前に確かめられる範囲のものです。最終的な真贋は、筆づかいや絵の具の年代まで見る専門家の領分。自分で結論を出す必要はありません。
油絵の買取金額が伸びにくい3つの理由
思ったより安い、という声が油絵では特に多く出ます。理由は絵の質ではなく、売る相手の側にあります。売り先が国内の店頭に限られること、真贋を判断できないこと、大きな額装を置く場所が要ること。この3つが重なって金額が下がります。

国内の店頭だけで売る前提だと上限が決まる
幅広く扱う総合リユース店は自店の店頭で売り切る前提のため、売値の上限から逆算した金額になります。絵を数万円で並べる棚しか持っていなければ、買い取る金額も自然とその内側に収まります。
洋画はこの差が出やすい品物です。藤田嗣治の作品は海外の競売で10億円規模の落札が記録され、国内の美術オークションでも数千万円で取引されています。海外の買い手や画商まで売り先を持つ業者と、店頭に並べるだけの店では、出せる金額の天井がまるで違ってきます。
売り先の幅がそのまま金額の幅になる。ここを知らずに近所の店だけで決めてしまうのが、油絵で一番よくある取りこぼしです。
真贋を見抜けないと安全側の値付けになる
本物かどうか判断できない絵は、偽物だった場合の損を避けるために低い金額で見積もられます。洋画は贋作が多く出回る分野で、買う側も慎重にならざるをえません。
全ジャンルを扱う店では、絵はマニュアルと相場表に沿って値付けされます。作家の筆づかいや時代の絵の具まで見る余裕はなく、有名作家の名前が入っていても「複製かもしれない」の側に寄せた金額が出てしまいます。
担当者ごとに基準がばらつくのも同じ理由から。同じ絵を別の店に持ち込んだら金額が変わった、という話が起きるのはこのためです。
大きな額装は保管の負担が金額に跳ね返る
額に入った油絵はかさばり、売れるまで置く場所が要るため、その負担が金額から差し引かれます。20号を超える大作になると、店の壁面をひとつ占めることになります。
ガラス入りの額は割れやすく、運ぶ手間も費用もかかります。買う側からすると、絵そのものの評価に加えて、運搬と保管の分を引いた金額しか出しにくいわけです。
3つの理由はどれも、絵を見る目と売り先を持っているかどうかに行き着きます。逆に言えば、洋画を扱い慣れた相手に見てもらうだけで、同じ絵の金額が変わる余地が残っているということです。
油絵が買取不可・値段ゼロになりやすい条件
油絵で値段がつかないのは、印刷の複製で作家の手が入っていない絵、絵の具やキャンバスが傷んで飾れない絵、そして誰の作かも分からず今の買い手がいない絵です。順に見ていきます。
サインも番号もない印刷の複製画
量産された複製画で、直筆サインも限定番号もない絵は買取の対象から外れます。同じ絵が何万枚と存在するため、中古で買いたい人が現れません。
美術館の売店で買った名画のポスターや、家具店でインテリアとして売られていた絵がこれにあたります。飾って楽しむ分には十分でも、売る場面では金額が立ちません。
カビ・絵の具の剥落・キャンバスの破れ
絵の具が浮いて落ちている、キャンバスが破れている、カビが全面に広がっている絵は、修復費が金額を上回って買取が難しくなります。油絵は温度と湿度の変化に弱く、押し入れでの長期保管が傷みの原因になります。
カビは表面を拭いても、菌糸が絵の具の層の内部まで入り込んでいれば再び出てきます。放っておくと画面がかさついた印象に変わり、元には戻りません。
減額の理由でよく挙がるのが、直射日光による色褪せと、たばこのヤニによる黄ばみです。飾っていた場所が窓際か、喫煙する部屋だったか。同じ絵でもここで数割は変わります。
ただし有名作家の真作であれば、傷みがあっても金額が残ります。福ちゃんも「汚れがある」「ヒビがある」といった状態の絵をそのまま査定すると明記しています。状態が悪いから、と自分で見切らないでください。
作者が分からず、今の買い手がいない画題
作者不明で、しかも飾りにくい画題の絵は、値段がつかないまま戻ってくることがあります。暗い色調の抽象画や、見る人を選ぶ主題の絵がこれにあたります。
同じ作者不明でも、海や花を描いた明るい風景なら買い手が見つかります。飾りたいと思う人がどれだけいるか。無名の絵はここで結果が割れます。
3つの条件に当てはまっても、額縁だけ評価が残ることはあります。捨てる判断をする前に、額ごと見てもらう価値は十分にあります。
油絵の買取金額を上げる5つのポイント
油絵で金額を伸ばすコツは、手を加えないことに尽きます。額から外さない、汚れを落とさない、裏の紙をはがさない。そのうえで作家名と号数を先に伝え、家にある絵をまとめて見てもらう。この5つで結果が変わります。
額に入れたまま、外さずに見せる
額装のまま出すほうが金額は上がります。額に入っていれば買った人がすぐ飾れるためで、額縁つきの絵は買い取ってもらえる可能性が高くなると案内する業者もあります。
古い木製の額やアンティークの額なら、額そのものに値がつくこともあります。かさばるからと外して処分してしまうと、その分がまるごと消えます。
自分でニスを塗ったり水拭きしたりしない
絵の表面には手を触れず、現状のまま見せるのが正解です。油絵の汚れ落としや修復は専門の工房が扱う仕事で、素人が手を出すと絵の具の層まで傷めます。
やってしまいがちなのが、濡れた布で拭く、市販のニスを塗る、剥がれた部分を接着剤で留めるといった対処。いずれも元に戻せず、修復した跡があると評価が下がります。
やるとしたら、額の外側のほこりを乾いた柔らかい布で払う程度まで。画面には触れないでおきましょう。
裏の紙・領収書・図録をそろえて出す
絵にまつわる紙は、査定の場に全部出してください。画廊のシール、展覧会の出品票、購入時の領収書、作品が載った図録。どれも来歴をたどる材料になります。
鑑定書や証明書があれば言うことはありません。ただし、なくても査定は受けられます。書類がそろっているほど提示額の下限が上がる、と考えておけば十分です。
作家名と号数を申し込みの時点で伝える
サインが読めるなら、その作家名と絵の大きさを申し込みの段階で伝えておきましょう。洋画に強い査定士を手配してもらえたり、訪問前におおよその金額を聞けたりします。
号数が分からなければ、キャンバスの縦横をセンチで測って伝えれば足ります。サインが崩し字で読めないときは、その部分を写真に撮って送るのが早道です。
家にある絵をまとめて一度に見てもらう
絵は一枚ずつ出すより、家にある分をまとめて見てもらうほうが結果的に得をします。複製だと思っていた一枚が肉筆だった、という取り違えを防げるためです。
床の間の掛軸、押し入れの版画、応接間の額。絵は家の中で散らばりがちですが、一度に見てもらえば運ぶ手間も一回で済みます。
5つに共通するのは、余計なことをせず情報だけ足すという姿勢です。手を加えるほど下がり、資料を足すほど上がる。油絵はこの傾向がはっきり出ます。
値段がつかなかった油絵の手放し方
買取がつかなかった絵の行き先は、業者への引き取り、寄付や施設への譲渡、自治体のごみの3つです。ただし引き取りの対応は業者ごとに分かれるため、申し込みの段階で確かめておくのが安心です。
無料引取りに応じるかは業者ごとに違う
引き取りまで無料で受ける業者もあれば、買い取れない物は一切引き取らない業者もあります。店に運んでから断られると、重い額をまた車に積んで帰ることになります。
申し込みのときに「値段がつかなかった絵も引き取ってもらえますか」と一言聞いておくだけで、当日の負担が変わります。遺品の片付けで数が多いなら、なおさら先に確認しておきたいところです。実家をまるごと片付ける場面での進め方は遺品買取の記事でまとめています。
額縁を活かす、施設や知人に譲る
絵に値がつかなくても、額縁は別の絵を入れて使い続けられます。中の絵を差し替えれば、子どもの作品や写真を飾る枠として残せます。
明るい風景画なら、公民館や福祉施設で受け入れてもらえることもあります。ただし受け取り先にも保管の都合があるので、持ち込む前の相談は必須です。
自治体のごみに出すときは分別に注意
額装の絵をごみに出すときは、ガラス・木枠・キャンバスを分けるよう求められることが多くなります。分別の区分は自治体ごとに違うため、事前に確認してください。
大きな額は粗大ごみ扱いになり、数百円から千円台の手数料がかかります。ガラスを外す作業も危険を伴うので、査定を受けたついでに引き取ってもらえるなら、そのほうが安全で費用もかかりません。
捨てるにも手数料と手間がかかるのが額装の絵です。処分を決める前に一度査定を通しておけば、値段がついた分だけ丸ごと得をします。
油絵を売る4つの方法|店頭・宅配・フリマ・出張の使い分け
油絵の売り方は、店頭・宅配・フリマ・出張の4つ。小さな額を1〜2点なら店頭か宅配、大きな額や枚数があるなら出張が向いています。フリマは真贋のもめ事と梱包の負担が重く、油絵とは相性がよくありません。
| 売り方 | 向いている状況 | 手間 |
|---|---|---|
| 店頭買取 | 小さな額を1〜2点・近くに扱う店がある | 運搬と待ち時間 |
| 宅配買取 | 小品を数点・自分の都合で進めたい | 額の梱包と発送 |
| フリマ・ネットオークション | 相場を調べる手間を惜しまない | 出品から発送まで自分 |
| 出張買取 | 大きな額・枚数が多い・実家の片付け | 日時を決めて待つだけ |
それぞれの向き不向きを、油絵の重さと割れやすさに沿って見ていきます。
店頭買取は洋画を見られる店が近くにあるかで決まる
その日のうちに現金を受け取れるのが店頭の強みですが、洋画を判定できる店は限られます。骨董店なら時代物、画廊なら現代の作家と、扱う範囲が店ごとに違います。

気をつけたいのが運搬です。ガラス入りの額は車の中で倒れると割れ、破片が画面を傷つけます。毛布で包み、平らに寝かせて運んでください。
宅配買取は小さな額を数点送るとき
6号までの小品なら、宅配買取で送るのが手軽です。店に行く時間が取れなくても、箱に詰めて出せば査定まで進みます。
難点は梱包の手間です。ガラス面に緩衝材を当て、角を保護し、箱の中で動かないよう詰める。これを絵の枚数だけ繰り返します。20号を超える大作は箱に入らず、送料も跳ね上がります。
フリマ・ネットオークションは真贋のもめ事が起きやすい
油絵を個人で売ると、届いた後に「複製ではないか」と問い合わせが来るのが最大のリスクです。出品した側も真作だと証明できないため、返品や値引きの話に発展しやすくなります。
写真では絵の具の凹凸も色も正確には伝わりません。肉筆なのに複製と思われて数百円で流れることもあれば、その逆で買い手ともめることもあります。
そこへ額の梱包と、割れた場合の責任が加わります。手数料と送料を引いた手取りを考えると、労力が見合わない売り方です。
枚数が多いなら自宅まで来てもらう出張買取
大きな額や複数の絵があるなら、自宅まで来てもらうのが一番負担が軽く済みます。割れやすい額を運ばずに済み、その場で一枚ずつ説明を聞ける利点もあります。
訪問してくれる業者は各社ありますが、この記事で挙げているのは絵画の専用ページを持つ「福ちゃん」です。洋画の片付けに向く理由はこちらで詳しくお伝えします。
4つの方法に優劣はなく、絵の大きさと枚数で決まります。小品が1点なら持ち込み、壁一面分あるなら来てもらう。この線引きで大きくは外しません。
油絵を任せる業者の見分け方
洋画で提示される金額は、相手が真贋をどこまで読めるかで決まります。申し込み前に見ておきたいのは、古物商許可の番号が出ているか、洋画の実績を公開しているか、本人確認と書面を省かないか、その場で決めろと言わないか。この4点で候補は絞れます。
古物商許可と洋画の買取実績を確かめる
古物商の許可番号は、会社概要や申し込みページの下部に書かれているのが普通です。探しても出てこない相手には、絵を見せる前の段階で見送りの判断をしていいところ。
あわせて見たいのが実績の公開です。作家名と作品名が並んでいれば、洋画を日常的に扱っている裏づけになります。骨董は扱うが絵の例が1件もない業者では、専門の金額は期待しにくいところです。
高い金額が見込める絵なら、2〜3社に見てもらってから決めるのも手です。査定もキャンセルも無料の業者を選べば、比べること自体に費用はかかりません。提示額の理由を説明できる相手かどうかも、そこで見えてきます。
本人確認と書面の交付にきちんと応じるか
身分証の確認と、買い取った内容を書いた書面の交付。この2つを省かないのが正しい手順です。どちらも古物営業法と特定商取引法で決まっている手続きで、飛ばす業者は法令に沿っていません。
書面には作品ごとの金額が記されます。まとめて一式いくら、としか書かない相手には内訳を求めてください。応じないなら、その場で見送って問題ありません。
「今なら高い」と即決を迫る相手は避ける
その日のうちに決めれば色を付ける、と持ちかけてくる相手からは距離を置いてください。訪問での買取には、契約から8日以内なら理由を問わず解約できる決まりが用意されています。
ただし一部の品目はこの決まりの対象から外れます。だからこそ、その場の勢いで署名しない姿勢が大事です。迷ったら日を改めてもらえばいい話です。
絵は見る人によって金額が動く品物です。だからこそ、許可・実績・書面・態度の4点で相手を選ぶ手間が、そのまま手取りの差になって返ってきます。
実家の油絵をまとめて手放すなら福ちゃんの出張買取
応接間の額、押し入れの版画、床の間の掛軸。絵が家のあちこちに散らばっているなら、来てもらう売り方が一番負担が軽く済みます。運ばない、割らない、その場で断れる。まずは業界に共通する部分から見ていきましょう。

出張買取が店頭やフリマより負担の軽い理由
出張買取では、査定士が家まで来て、その場で一枚ずつ金額を出します。出張費・査定料・キャンセル料・振込手数料を取らないのが業界の標準。窓口はWeb・電話・LINEの3つで、早ければ当日に動いてくれる業者もあります。
対面での買取に不安を持つ人は少なくありません。ただ、提示額に納得できなければその場で無料で断れますし、出した絵を全部売る必要もありません。この一枚だけ売って、思い出のある絵は残す。そんな選び方もできます。
訪問で買い取ってもらう取引には、契約から8日以内なら理由なしで解約できるクーリング・オフ(無条件解約)が用意されています(一部の品目は対象外)。取り消しはできないと説明されたら、その説明のほうを疑ってください。
重い額を車に積む手間も、フリマで買い手と真贋をやり取りする時間も要りません。壁から下ろしてテーブルに並べ、一枚ずつ見てもらうだけ。ここまでが出張買取という売り方の共通部分です。
福ちゃんが洋画の整理に向いている理由
福ちゃんは絵画の専用ページを公開し、日本画・西洋画・現代アート・リトグラフを買取対象として明記しています。「汚れがある」「サインがない」「ヒビがある」「真贋不明」といった状態でも査定すると書かれていて、判断がつかない絵を持ち込みやすい業者です。実際に利用した人の声は福ちゃんの評判記事でまとめています。
実際に買い取られた作品を見ると、扱う範囲の広さが伝わります。


どちらも自宅を訪ねて買い取られた洋画です。ほかにも藤原秀一の海景やルイ・イカールの作品まで実績に並んでいます。向いている点を整理すると、こうなります。
- 国内の店頭以外にも売り先を持ち、無名の肉筆や複製画も技法まで見て値を付ける
- 累計800万点・19カテゴリの取扱いで、床の間の掛軸や壺まで一度の訪問で片づく
- レディースプランがあり、女性の査定士を選んで平日の日中に呼べる
- 車に社名が入っていないので、絵を整理していることが向かいの家に伝わらない
受付は出張・宅配・店舗の3方式。小さな額は送り、壁一面分は来てもらうと、枚数に応じて使い分けられます。運営は株式会社REGATE、大阪府公安委員会の古物商許可を受けた会社です。
サインの癖まで見慣れた相手に、家の絵を一度に預ける。遠回りに見えて、これが取りこぼしの一番少ない手順です。
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額に入れたまま渡すまでの4つの場面
申し込みから受け取りまで、実際に手を動かすのは40分ほど。内訳は入力に3分、立ち会いに30分前後で、残りは日程を決めて待つ時間です。初めてでも詰まる場面はまずありません。

STEP1 Web・電話・LINEで申し込む(3分)
入力するのは名前・住所・連絡先と、売りたい物のおおよその内容だけです。「額入りの油絵が5点ほど」と書けば足ります。
写真を送れる窓口なら、絵の全体とサイン部分の2枚を添えておくと話が早く進みます。読み取れた作家名と、キャンバスの縦横のセンチ数も一緒に。掛軸や壺も見てほしいなら、この時点で申し添えておいてください。
STEP2 訪問の日時を決める(申し込み後すぐ)
折り返しの電話かメールで、訪問の日と時間帯を相談します。枠が空いていれば翌日、場合によっては当日に来てもらえます。
女性の査定士に来てほしいときは、この電話で頼んでおきます。当日までに壁の絵を下ろして一か所へ立てかけ、領収書や図録を横に置いておけば話が早く進みます。
STEP3 自宅で査定してもらう(30分前後)
額の表と裏を確認しながら、一枚ずつ金額が出ます。5点程度なら30分前後が目安です。
気になった絵は、その場で聞いてしまうのが一番です。肉筆か印刷か、どこを見てその金額になったのか。答え方でこちらも相手を見極められます。
STEP4 その場で受け取る、または断る
金額に納得したら、身分証を提示して書面を受け取り、代金をその場で受け取ります。折り合わなければ、一円もかからずに見送れます。
5点のうち3点だけ売る、という決め方でも構いません。売ったあとで気が変わっても、8日以内なら解約を申し出られます。
額を車に積んで店を回れば、それだけで半日が消えます。自宅で完結させれば、その半日がまるごと空きます。
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油絵・洋画の売却でよくある質問
問い合わせが多いのは、真贋の判断、鑑定書の要否、額の扱い、押し買いへの不安、そして売ったお金の税金です。順に答えていきます。
- サインが崩し字で読めません。それでも見てもらえますか?
-
はい、サインが読めなくても査定を受けられます。
洋画の査定士は作家ごとのサインの形を見慣れていて、崩し字や外国語の署名も判別します。「サインがない」状態の絵を査定対象として明記している業者もあります。額の裏に貼られたシールや、購入したときの資料も手がかりになるので、一緒に見せてください。
- 売る前に鑑定書を取っておいたほうがいいですか?
-
いいえ、先に査定を受けてから判断すれば十分です。
洋画の鑑定は鑑定料3万円と証書の発行料3万円で、合わせて6万円ほどかかります(作家により1万円・5万円の区分あり)。数万円で落ち着きそうな絵に先払いすると費用倒れになります。真作の可能性が高いと言われてから進めるほうが安全で、買取業者が取得を代行してくれることもあります。
- 額から絵を外して査定に出すべきですか?
-
いいえ、額に入れたまま見せてください。
額装のままのほうが買った人がすぐ飾れるため評価が上がり、古い木製額やアンティーク額なら額自体に値がつくこともあります。外す作業でキャンバスを傷める心配もあります。裏板のシールも大事な資料なので、はがさずそのままに。
- 複製画だと分かっている絵でも見てもらう意味はありますか?
-
はい、複製でも値がつく場合があります。
作家公認のジクレーで限定番号と直筆サインが入っていれば、数千円から数万円になります。額縁だけ評価が残るケースも。何より、複製だと思い込んでいた絵が肉筆だったという取り違えを防げます。
- カビや絵の具のひび割れは、直してから売るべきですか?
-
いいえ、現状のまま見せてください。
油絵の修復は専門の工房が扱う仕事で、素人が拭いたりニスを塗ったりすると絵の具の層まで傷めます。修復の跡があると評価も下がります。傷んでいても有名作家の真作なら金額は残るので、手を加えずに相談するのが正解です。
- 初めての出張買取です。押し買いや、断れない雰囲気になる心配はありませんか?
-
いいえ、納得できなければ無料で断れます。
出張費も査定料もキャンセル料も発生せず、絵ごとに売る・残すを決められます。訪問での買取は契約から8日以内の無条件解約が用意されています(一部の品目は対象外)。取り消せないと言われたら、そちらの説明を疑ってください。
- 絵を売ったお金に税金はかかりますか?
-
1点30万円を超える書画・骨とうを売った場合は、課税の対象になることがあります。
国税庁の案内では、生活に通常必要な動産を売った所得は非課税とされる一方、貴金属・宝石・書画・骨とうで1個または1組の価額が30万円を超えるものは対象から除かれます。この場合は総合課税の譲渡所得となり、年間50万円の特別控除があります。数万円で売った絵まで気にする必要はありませんが、高額になりそうなときは事前に税務署へ確認しておくと安心です。
- 同じ絵でも、店によって金額はそんなに変わりますか?
-
肉筆か複製かを読み違えられると、金額は数倍から桁の単位で変わります。
幅広く扱う店は自店の店頭で売る前提のため、売値の上限から逆算した金額になります。洋画を専門に扱う業者は国内外の美術市場や画商まで売り先を持っていて、そのぶん高い金額を出せます。値段がつかなかった品を無料で引き取るかどうかも業者ごとに違うので、申し込みの段階で確認しておくと安心です。
つまずきやすいのは、本物かどうかと、鑑定にお金をかけるかどうか。この2つだけです。どちらも自分で答えを出さず、査定の場で聞いてしまえば片づきます。
油絵を納得して手放すための要点まとめ
ここまでの話を、壁の一枚を前にして使える形にまとめました。自分の絵がどの帯に当てはまりそうかを見ながら読んでみてください。
- 藤田嗣治・佐伯祐三などの真作は1,000万円以上、東郷青児や中川一政で100万〜500万円台
- 西洋の人気作家は油彩で数十万〜1,000万円台、同じ作家でも版画は数万円台に下がる
- 中堅・無名作家の肉筆油彩は数百円〜数万円、号単価×号数の3〜5割が目安
- 印刷の複製画は値段がつかない〜数千円、限定番号と直筆サイン入りのジクレーは例外
- 絵の具の凸凹とルーペの網点で、肉筆か印刷かの見当がつく
- 絵の中のサインは版上サイン、余白の鉛筆書きが直筆サイン
- 額の裏の画廊シール・出品票・領収書は来歴の資料になるのではがさない
- 鑑定書は鑑定料と発行料で計6万円ほど。先に査定を受けてから判断する
- 水拭き・ニス塗り・接着剤での補修は評価を下げるので手を触れない
- 額装のまま、家にある絵をまとめて見てもらうのが取りこぼしを防ぐ近道
数百円の絵と数百万円の絵が、同じ壁に並んで掛かっているのが油絵です。処分と売却の線引きは自分でせず、見てもらってから決める。この順番を守れば、あとから悔やむことはまずありません。
壁から下ろした油絵は、応接間ごと区切りをつける
油絵は、家を建てた記念や退職の節目に選ばれてきた品です。買った日のいきさつを語れる人がいなくなり、額だけが応接間の壁に残っている。そういう家がずいぶん増えました。
掛けたままでも、絵は静かに傷んでいく
飾ってある絵も、押し入れへ移した絵も、放っておくかぎり良くなることはありません。窓から差す光で色が抜け、湿気を吸えばカビが出て、盛り上げた絵の具には細かいひびが走ります。
次に壁から下ろすのが十年後なら、そのときの一枚は今より確実に傷んでいます。飾ってくれる人の手へ渡れば、また明かりの入る部屋で眺めてもらえるでしょう。
絵だけ売っても、応接間は空かない
油絵の出てくる家には、掛軸も壺も贈答の食器も、たいてい一緒に眠っています。品目をまたいで見られる相手を選べば、一度の訪問で部屋がひとつ片付きます。
周りの品ごと相談したほうが、手間の面でも金額の面でも報われるところ。重い額を抱えて店を探し歩くより、壁に掛かったまま一式を見てもらうほうが、取りこぼしも出ません。
思い入れのある一枚ほど、数字を聞いてから決める
見てもらうことと、手放すことは別の話です。額を聞いたうえで、壁へ戻す一枚と送り出す一枚を分ければ済みます。
父が気に入って買った絵に、いくらの評価がつくのか。それを知ること自体に意味があります。数字が出て初めて、家族で落ち着いて話ができるからです。
壁に掛かってきたその一枚が、次に飾ってくれる人のもとへ渡りますように。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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出張料・査定料・キャンセル料は0円。
作家や詳細が分からない品でも、そのまま査定してもらえます。
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